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お客様インタビュー

​パーソナルスタイリングサービスのお客様に、依頼までの経緯や納品物の感想など、ライターとして活動するkyokoの実の妹が取材しました。

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​青木 陽子 様

洋服ブランド「ANYY」ディレクター。

ECサイト運営にも携わり企業としてkyokoにパーソナルスタイリングサービスを依頼。

ECサイトで服を売るのって想像以上に難しい。行き詰まったとき、運命の出会いがあった。

――――今日はよろしくお願いします!それでは、まずkyokoのインスタをフォローしたきっかけから教えてください。

初めは個人的にkyokoさんをフォローしたんです。フォローのきっかけになったのは、2021年夏頃のユニクロのニットの投稿でした。今、ユニクロやZARAメインで投稿しているアカウントは多いですが、私が彼女に感じた一番の魅力は、アイテムの選び方や着こなし方。他の方にはない女性らしさや着こなしは私にとって重要で抑えたいポイントだったので、ファンになりました。文章もとてもわかりやすいし、小物使いも素晴らしいんです。

――――最初は個人的にkyokoをフォローしていたというお話でしたが、今回は企業としてサービスを依頼されていますよね。どのような経緯だったのでしょうか?

はい。私が勤めている会社は元々OEM(製造会社)として他社ブランドの服を作っていたんですが、2021年秋頃に「ANYY」という自社ブランドを立ち上げました。OEMだからこそ、製造工程や素材に関しては経験値が高く絶対の自信がありました。実際、素晴らしいお洋服ができあがったと思います。ただ、ECサイトでお客様へ商品を売る、その分野は経験が浅く苦戦していました。私たちは長年 ”服を作る側” だったので、ネットでどのように服を売るのかは詳しくなかったんですよね。

――――なるほど…。服を売るためにスタイリングサービスが必要と考えた、ということですか?

そうなんです。私たちが設けているANYYの窓口はインスタのみなので、インスタで服を素敵に見せることができれば販売に繋げられると考えました。ただ、コーディネートを組もうとなるとどうしても社員個人の好みに寄ってしまって。話し合いをするのもいつも同じメンバーですし、なかなか幅が広がらずに行き詰まってしまったんですね。そこで「専門のスタイリストに頼んでコーディネートしてもらうのはどうか?」という案が出て、私が本格的にスタイリストを探し始めたんです。

一からスタイリストを探すのって難しい。

――――私の感覚では、スタイリスト=プロをイメージするんですが…なぜ一般人であるkyokoに依頼しようと思ったんですか?

プロのスタイリストはたくさんいますが、相場はピンキリでよくわからないし、センスも人それぞれなので、一からスタイリストを選ぼうと思うとなかなか難しいんです。それに、プロがスタイリングすると一般の方に浸透しない感じがしていたんですよね。そんな時に、kyokoさんがインスタのストーリーズでスタイリングサービスについて載せていて、見た瞬間に「運命だ!」と思いました(笑)彼女はプチプラだけでなく値段が高い上質でおしゃれな服も取り入れていますし、着こなしも使う色もシンプルです。だから、品質にこだわったベーシックな服が多いANYYに合う気がしたんです。何より、私が彼女のセンスが大好きなので即決でした(笑)

――――なるほど、”プロでないからこそ良い”という部分もあるかもしれませんね。kyokoに依頼しようと決めてから、どのようにコンタクトをとったんですか?

kyokoさんのサービスは”パーソナル”スタイリングをうたっていたので、なんとなく個人向けという印象があって…。まずは企業として依頼できるのか、インスタのDMで聞いてみることにしました。私たちはブランドの知名度も低いですし「断られたらどうしよう…無視されたらどうしよう…」と思いながらメッセージを送ったんですが、すぐに返信があって、トントン拍子で話が進みました。

――――やり取りをする中で、kyokoの印象はどうでしたか?率直にお願いします!

実際にオンラインで対面してお話したkyokoさんは、すごく丁寧でした。元々インスタの投稿を見る中で、女性らしいほんわかした優しいのんびりした方という印象を持っていたので…

――――ちょっと待ってください。今、ほんわかのんびりとおっしゃいましたか?

?!はい(笑)違いますか?

――――姉がほんわかしてると言われたことはあまり無いと思います(笑)どちらかというとせっかちですし、キツいイメージを持たれることが多かったかと…。

そうなんですか?!でも私の中では、インスタの写真のイメージも女性らしい優しい印象を受けましたし、あとは投稿の文章からにじみ出る雰囲気がとてもやわらかいなと思っていたんですよね。実際にお話したら、イメージ通りの方でしたよ。やり取りは丁寧だけど、お友達感覚で気さくにお話もできて…とにかくとても気持ち良い対応でした。

――――では、kyokoにサービスを依頼する上で不安は一切ありませんでしたか?

うーん、そうですね…。kyokoさんの対応は良かったし彼女のセンスは間違いないと信じていましたが、洋服は着る人によって変わってきますし、相性もあります。kyokoさんが実際にANYYの服を着てみたとき、テイストが合わない可能性はあると思っていました。スタイリングを依頼することでコーデのバリエーションが増えるメリットはもちろんありますが、私たちが一番求めていたのは「洋服がより良く見えること」なので。もしかしたらしっくりこないかもしれないという少しの不安は感じていて、納品物がどう仕上がってくるかドキドキしながら待っていたという感じですね。

「えっ?うちの商品こんなにバリエーション広がるんだ!」

――――不安もありながら納品を待っていたということですが、実際にスタイリングブックを手に取ってみて、いかがでしたか?

とにかくびっくりしました。「うちの商品、こんなにバリエーション広がるんだ!!かわいい!!!」と。スタイリングブックを見せた社員全員が驚いていましたし、喜んでいました。洋服単品の印象と、kyokoさんの着画の印象が全然違って、すごく可愛く見えたんです。それに自分たちでも気づいていなかった新鮮な着回しばかりで「こういう着方もあったんだ」という発見が多くありました。

――――私もスタイリングブックを見せてもらいましたが、ANYYさんのお洋服はシンプルで素敵なものばかりですよね!

ANYYはおうち時間が増えたコロナ禍で立ち上げたこともあり、”家の中でも近所でも着れるような多少きちんと感のあるリラックスウェア” をイメージして作っているんですね。ただデザインや色味がベーシックなので「正直、これ着て外に行けるのかな?」と社内で話していたこともあるんです(笑)。

でも、kyokoさんのスタイリングを見たら「全然外に着ていけるじゃん!」と。

――――その気持ちわかります!洋服単品でももちろん素敵ですが、具体的な組み合わせ方を見るとこのコーデのまま街を歩きたくなってきますよね。

そうなんですよね!全身ANYYの服だけでコーデを組む必要はないし、他ブランドの服と組み合わせたら可能性は無限にある。私たちの洋服が素敵に見えるコーディネートはこんなにたくさんあるんだ!と改めて気づかされました。

スタイリングブックは教科書のような存在。

――――現在、スタイリングブックはどのように使っていますか?

ANYYの服を着るときは、毎回開いていますね。「そうだそうだ、これを着るときはこう合わせよう」とか教科書のように使っています。自分で考えるとどうしてもいつも同じように組み合わせてしまうんですが、スタイリングブックを見ると自分の中にはなかった新しいコーディネートを提案してもらえるので助かっています。

――――誰かに組んでもらったコーデって見ているだけでも楽しいですよね!個人で参考にする以外に、社内でも活用できていますか?

はい!コーディネートをインスタに載せてお客様に見ていただくのはもちろんですが、社内でもスタイリングブックの着画を見ながらアイテムについて話すと伝わりやすいですし、それぞれのアイテムに対する社内の共通イメージもできました。最初はスタイリングブックちょっと大きいかなと思ったんですが、このくらいの大きさの方がコーデが見やすいし、毎日開きたくなる大きさというか(笑)とにかく悪かったところが本当に無いんです。

――――こんなに褒めていただいて、妹としてもすごく嬉しいですが、気を遣っていただいてないですか?(笑)

いやいや、本当に満足していますし、これからも依頼を継続させていただこうと考えています。ぜひそのまま記事にしてください(笑)

――――ありがとうございます!今後ともよろしくお願いいたします。

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